糸島市議会 2020-09-03
令和2年 第3回糸島市議会定例会(第2日) 本文 2020-09-03
1点ですね、職員の不適切な事務が判明した後、三役の
給与の減額をしなければならないと判断するまでにはそれなりにきちんとした会議をなさったんであろうというふうに考えるんですけれども、その経過というか、いきさつはどうなっていましたか。
6
◯議長(
田原耕一)
藤田総務部長。
7
◯総務部長(藤田 晋)
当然当事者のほうから
事情聴取を行いまして、その後に
懲戒分限審査会を開催いたしました。その結果を
市長に報告し、
市長、
教育委員会、
任命権者が処分をしたものでございます。
以上でございます。
8
◯議長(
田原耕一)
伊藤議員。
9 ◯16番(
伊藤千代子)
それが判明してからこの判断に至るまではどれぐらいの日時がかかっておりますか。大ざっぱでいいです。
10
◯議長(
田原耕一)
藤田総務部長。
11
◯総務部長(藤田 晋)
はっきりした日数は持ち合わせておりませんが、7月下旬から調査を開始したということでございます。
12
◯議長(
田原耕一)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
13
◯議長(
田原耕一)
これをもちまして
質疑を終わります。
ただいま
議題となっております
議案第82号は、
総務文教常任委員会に付託します。
日程第2
議案第62号
糸島市
男女共同参画センター条例等
の一部を改正する
条例について
日程第3
議案第63号
糸島市
手数料条例の一部を改正する
条例について
日程第4
議案第64号
糸島市
特定教育・
保育施設及び特定
地域型保育事業の運営に関する基準
を定める
条例の一部を改正する
条例
について
日程第5
議案第65号
財産の処分について
日程第6
議案第66号
工事請負契約の締結について(波多
江小学校校舎大
規模改造工事)
14
◯議長(
田原耕一)
日程第2.
議案第62号
糸島市
男女共同参画センター条例等の一部を改正する
条例についてから
日程第6.
議案第66号
工事請負契約の締結について(
波多江小学校校舎大
規模改造工事)までを
一括議題とします。
これより
質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
15
◯議長(
田原耕一)
これをもちまして
質疑を終わります。
ただいま
議題となっております
議案第62号から
議案第66号までは、お手元に配付の
議案等付託表のとおりそれぞれ所管の
常任委員会に付託します。
日程第7
議案第67号
令和2年度
糸島市
一般会計補正予算
(第6号)
16
◯議長(
田原耕一)
日程第7.
議案第67号
令和2年度
糸島市
一般会計補正予算(第6号)を
議題とします。
これより
質疑に入ります。
質疑の通告があっておりますので、発言を許可します。
柳明夫議員。
17 ◯10番(柳
明夫)
議案第67号、
一般会計補正予算に
質疑を行わせていただきます。
まず
補正予算書の43ページ、6款2項3目の
農林漁業者経営継続支援事業補助金ですけれども、まず3点お伺いしたいと思います。国の
補助金に市が
上乗せをする、この目的は何なのかということ、それから
経営継続に関する
取組への
補助ですが、国はこのような
取組にということでいろいろ例示があります。主にどのような
取組が
申請されているか、そのことをお伺いいたします。
それから、
農業で50の
経営体、
漁業で225の
経営体への
補助金の予算ですけれども、この数は第1次受付の期間、これが7月29日に終わっているというふうになっておりますが、この期間に
申請を行った
経営体の数であるのか、それともこれから行われるであろう第2次の
申請も見込まれているのか、まずこのことをお伺いいたします。
18
◯議長(
田原耕一)
大神産業振興部長。
19
◯産業振興部長(
大神哲広)
1点目のこの
補助金の
上乗せをする目的についてですが、
新型コロナウイルス感染症により
農林漁業者の収入が減少している中で、
経営継続のため新たな投資を行う
農林漁業者の負担を少しでも減らし、かつ
経営の
継続を
支援することで、本市の
主要産業である
農林漁業を守っていくために
上乗せをして
補助することとしております。
2点目の
取組の内容でございますが、まず
農業者からは作業場の間仕切りなどの
設置工事、
定植機やドローンなどの
機械導入、ハウスの
環境管理システムの
導入などが
申請をされております。
一方、
漁業者からは、
高性能無線機や
自動選別機の
導入、
カキ小屋の
レイアウト変更工事、
バーコードプリンター導入などの
取組が
申請されております。
3点目の
申請の件数でございますが、こちらにつきましては、第1次
申請の
申請者と第2次
申請も見込んだ数字で計上をしております。
以上です。
20
◯議長(
田原耕一)
柳議員。
21 ◯10番(柳
明夫)
この
補助金について、続いてですけれども、
農業に比べて
漁業が4.5倍の数字、50と225ですね、比率が高いわけです。
農業は2015年の
農業センサスによれば1,583、大体1,500ぐらいの
経営体があるとされているわけですが、3.2%にとどまっている。
漁業は、同じく
漁業センサス、2013年によれば、278
経営体あるとされていますが、その80%を占めているわけです。1つは
農業の比率が小さいように思いますけれども、その要因が何なんだろうか。そして、
漁業の
経営体の大半が
補助対象というふうに見込まれていますけれども、その要因が何なのかお伺いいたします。
続きまして、次の項目ですけれども、47ページの7款1項3目.
観光応援クーポン発行事業補助金です。
まず、現在の
コロナ禍での
市内の
宿泊事業所の収入の状況など、
経営の実情についてお伺いいたします。
それから、市の
事業補助額、これが3,896万7,000円についてですが、額面5,000円の7,000人分ということ、これだけで3,500万円ですね。残りの3,967万円は何に当てられるのか、そのことをお伺いいたします。
22
◯議長(
田原耕一)
大神産業振興部長。
23
◯産業振興部長(
大神哲広)
まず最初の
経営継続支援補助金の数の件でございますが、まず
農業者につきましては、1次募集での
申請件数と、2次募集への
申請相談など
農業者の要望に基づき計上をしておるところでございます。
漁業者につきましては、国から
経営継続補助金の
対象として
高性能無線機や
自動釣り機などが例示をされており、
全国漁業協同組合連合会や
糸島漁協において、この
無線機等の
導入が組織的に進められていることから
申請の
可能性が高い
漁業者数を計上しております。
続きまして、
観光の分につきましては、担当の
課長のほうから説明させます。
24
◯議長(
田原耕一)
松本商工観光課長。
25
◯商工観光課長(
松本健一郎)
宿泊事業所の
経営状況につきましては、
中小企業者への
資金供給の
円滑化を図るための国の措置であります
セーフティネット保証制度を利用された
宿泊事業者で見ますと、
申請時の前年同月比で平均69.5%の売上げの減少が報告されております。
今回の
クーポン券事業の
補助金3,896万7,000円のうち、3,500万円が
応援クーポンの
付与額でありまして、その他396万7,000円は
事業実施主体であります
観光協会に対する
事務局経費でありまして、
人件費や
クーポン券の
印刷製本費、
広告宣伝費、
振込手数料などとなっております。
以上です。
26
◯議長(
田原耕一)
柳議員。
27 ◯10番(柳
明夫)
この
補助金について最後の
質疑ですけれども、現在、
市内での
コロナの
感染者、これは3月からの第1波よりも、7月からの第2波のほうが数としては大きく広がっているわけですね。ここ数日は連日確認をされておりまして、累計で市のカウントの仕方がちょっと変わりましたけれども、
糸島保健所関係で昨日の発表まで加えますと79人、それから、
市内居住者では71人に達していると思います。
この
感染源が、
糸島市内では幸いなことに
クラスターはない。どうも福岡市に大きくあるような印象が強いわけですね。このような中で、市外からの
宿泊者を誘導するということが
感染の広がりを誘発する
リスクもあるのではないかと、そういう市民の皆さんの不安もあると思います。そのことをまずどう考えているか。また
参画事業者には
感染症対策を徹底するというふうにされているわけですが、これがどのような
対策なのか。それは
観光協会を通じて行うのか、
チェックはどのように行うのか、
対策が講じられていなかった場合はどのように対応するか、そのことをお伺いいたします。
28
◯議長(
田原耕一)
大神産業振興部長。
29
◯産業振興部長(
大神哲広)
感染症対策の
リスクをどう考えるかということでございますが、
当該事業につきましては、消費が落ち込んだ
観光業を活性化させるために必要な
取組であり、
感染症防止対策を徹底した上で
事業を実施することとしております。
なお、
対策につきましては、
課長のほうから答弁をさせます。
30
◯議長(
田原耕一)
松本商工観光課長。
31
◯商工観光課長(
松本健一郎)
クーポン券の利用可能な
事業所につきましては
申請による
登録制とし、登録に際しては
業種別の
感染症拡大防止対策を徹底すること、
対策が講じられていなかった場合には登録から除外することに同意することの市の
誓約書を提出してもらうこととしております。
感染症対策の
実施状況の
チェックにつきましては、
事業主体であります
観光協会が行うこととしております。
事業者のこれらの
対策に当たっては、6月
補正で市が実施しております新しい
生活様式対応中小企業者応援事業の活用も促してまいります。
また、
観光客に対しては、検温などの
体温チェックをはじめ、官公庁が提示しております新しい旅のエチケットを遵守していただくよう市や
観光協会のホームページによる旅前の周知、
クーポン券利用事業所における旅中での
周知徹底に努めるものでございます。
以上です。
日程第13 報告第11号
令和元年度決算に基づく
糸島市財政
健全化判断比率及び資金不足比率に
ついて
日程第14 報告第12号
議会の委任による専決処分について
(市が管理する道路の陥没による車
両事故の損害賠償及び和解につい
て)
日程第15 報告第13号
議会の委任による専決処分について
(市が管理する道路の陥没による車
両事故の損害賠償及び和解につい
て)
62
◯議長(
田原耕一)
日程第12.報告第10号
令和元年度
糸島市
継続費精算報告書についてから
日程第15.報告第13号 議会の委任による専決処分について(市が管理する道路の陥没による車両事故の損害賠償及び和解について)までを
一括議題とします。
これより
質疑に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
63
◯議長(
田原耕一)
これをもちまして
質疑を終わります。
これで報告第10号から報告第13号までを終わります。
日程第16 請願第1号
日本政府に核兵器禁止条約の締結を
求める意見書採択に関する請願
64
◯議長(
田原耕一)
日程第16.請願第1号 日本政府に核兵器禁止条約の締結を求める意見書採択に関する請願を
議題とします。
紹介議員、壇上へお願いいたします。
これより
質疑に入ります。小島議員。
65 ◯14番(小島忠義)
請願第1号について
質疑を行います。
配付されました請願の趣旨を読んでおりますと、上の3行目ぐらいから122か国の圧倒的多数の賛成を得て採択された核兵器禁止条約、また44か国が批准した、さらには82か国が署名したと、よく似た文言ですけれども、それぞれ違った表現をされていますけど、これの違いについてをまずお聞きしたいと思うんですけど。
66
◯議長(
田原耕一)
三嶋議員。
67 ◯13番(三嶋栄幸)
質問のほうに答えさせていただきます。
まず、国会で122か国の賛成を得て核兵器禁止条約というのが採決をされております。批准と署名につきまして少し説明をさせていただきます。署名というのは、条約の内容について国家の代表者が合意をしたものでございます。批准というのは、その国、国家として議会の承認を経て最終的に国の意思として決定されたものでございます。この内容でよろしいですか。
68
◯議長(
田原耕一)
小島議員。
69 ◯14番(小島忠義)
大体感じとしては分かりましたけど、もう一つ次は、この条約発効に今回の場合この核兵器禁止条約が50か国で発効されるわけですよね。この50という数字は、この条約に関して、核兵器禁止条約に関して50なんでしょうけど、何か根拠があるんですかね。例えば、122か国が採択したから、その何割とか。というのは、TPPの場合が、あれは6か国の批准で発効可能になったんですけど、その辺がお分かりになれば教えていただきたいということです。
70
◯議長(
田原耕一)
三嶋議員。
71 ◯13番(三嶋栄幸)
50か国が批准すれば発効されるというルールになっておりますが、相済みません、この50か国で批准されたら発効できるというルールについては、私のほうでは把握しておりません。もしも、よろしければ明日、
総務文教常任委員会で請願者の方がお見えになりますので、そちらのほうで確認をいただければと思います。
72
◯議長(
田原耕一)
小島議員。
73 ◯14番(小島忠義)
最後に、これは紹介議員もしくは請願者の意向をちょっと確認したいんですけれども、今44か国が批准したと。仮に50か国が批准して条約発効になったとしても、要するにこれは核兵器禁止です。核兵器を保有している例の5大国、アメリカ、イギリスなどの。これは加入していないんですよね、加盟していない。そうすると、この実効性にちょっと疑問を感じるんですけれども、その辺は請願するに当たっての考えをお聞きできればと思います。
74
◯議長(
田原耕一)
三嶋議員。
75 ◯13番(三嶋栄幸)
確かに批准していない国の中ではこの効力は全く効力を発揮しないというのは間違いございません。ですので、核保有国が批准しなかったら、これの有効性がどうなのかという御指摘だと思うんです。しかし、私の考えで述べさせていただきますと、やはり核を持たない国がどんどんどんどんこの条約のほうに賛同していって、やはり核保有国に対して圧力をかけていくというのが今の段階では筋道ではないかというふうに思います。
一つ私の意見として付け加えさせていただきますと、75年前に第2次世界大戦で戦勝国となった5か国にパキスタンとかインドとか入っていますけど、自分たちだけが核保有をしてて、おまえのところはならず者だから持っちゃいかんとか、言っていること自体が、私はやはり少しおかしい話じゃないかというふうに思っております。請願の趣旨について突っ込んだ内容につきましては、請願者の意図と私の意図が狂うかもしれませんので、これ以上はちょっと答弁のほうを控えさせていただきます。
76
◯議長(
田原耕一)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
77
◯議長(
田原耕一)
これをもちまして
質疑を終わります。
ただいま
議題となっております請願第1号は
総務文教常任委員会に付託します。
日程第17 請願第2号
入札条件の変更を求める請願
78
◯議長(
田原耕一)
日程第17.請願第2号 入札条件の変更を求める請願を
議題とします。
これより
質疑に入ります。松月議員。
79 ◯12番(松月よし子)
請願第2号について
質疑をさせていただきます。
糸島市発注の公共土木工事の
市内本店、支店と、市外のそれぞれ入札契約件数と落札金額の状況についてどのように把握をしておられるか、お伺いをいたします。
80
◯議長(
田原耕一)
平田議員。
81 ◯5番(平田雅紹)
平成29年度と平成30年度の実績をお答えさせていただきます。
平成29年度
糸島市内に本店がある業者での落札は59件、金額にして9億4,400万円、市外業者は6件、2,300万円であります。
次に、平成30年度
糸島市に本店を在する会社の受注件数は85件、金額は13億7,500万円、
糸島市内に支店がある業者の落札件数は8件、金額は3,400万円、
糸島市外の業者による落札は2件、金額は1,000万円でございます。
82
◯議長(
田原耕一)
松月議員。
83 ◯12番(松月よし子)
今、平成29年度の
市内支店業者が実績がないのか、今答弁なさいませんでしたけど、その辺はどうなのかということと、今回の請願は、本市の区域内に主たる
事業所を有する地場
事業者を優先的にと文面にありますが、実質としては今、平成30年に御報告ありましたけれども、実績としては少ない件数の
糸島市の支店等の扱いについて、また特殊工事の取扱いについてはどのようにお考えなのかをお伺いいたします。
84
◯議長(
田原耕一)
平田議員。
85 ◯5番(平田雅紹)
平成29年度は
糸島市内の支店がある業者さんの落札はありません。実績はないということであります。その次に、今回、地場業者を優先的にというふうな文言を記載しておりますが、請願趣旨の記載のとおり、地場業者を優先して発注することを求めております。支店がある業者さんについては排除するわけではございませんが、
糸島市内で対応できない工事については、今回の制限では求めていないというふうに聞いております。
平成30年に
糸島市内に支店がある業者さんの8件が受注をされていますが、これがどういうものかというのは今現在持ち合わせておりません。
86
◯議長(
田原耕一)
松月議員。
87 ◯12番(松月よし子)
それでは、大規模な災害等、緊急時も含めて、過去、
糸島市内での土木
事業者で賄えたと伺っておりますが、今後の想定外の大規模な自然災害等を踏まえて、
市内の優先的な契約規定とか、運用とか、基準での整備というものは採択されてからではありますけれども、
市内外の協力体制について確認をしておられるかどうかお伺いをいたします。
88
◯議長(
田原耕一)
平田議員。
89 ◯5番(平田雅紹)
契約規定とか運用基準に関しては執行部のほうで対応されることなので、今ここで答弁は控えさせていただきたいと思います。
次に、災害時における対応についてですが、今回、請願者の中に災害時の協定を結ばれている会社があり、災害が発生した場合はすぐに
市内パトロールや災害発生箇所の報告などを行うようになっているというふうにお聞きをしております。
そして、災害
対策工事においては基本的に
市内業者で対応したいが、件数が多く対応できない場合や、特殊工事においては市外業者と協力しながら対応するという考えであるというふうに聞いております。
90
◯議長(
田原耕一)
ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
91
◯議長(
田原耕一)
ないようですので、これをもちまして
質疑を終わります。
ただいま
議題となっております請願第2号は、
総務文教常任委員会に付託します。
以上で本日の
日程は全て終了いたしました。
本日は、これをもちまして散会いたします。
(午前10時41分 散会)
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